手を用いて行う療法という意味です。(ギリシア語で「カイロ」=「手」・
「プラクティコス」=「技術」)
1895年、米国アイオワ州ダベンポートのダニエル=デビット=パーマー氏が、難聴であった知人の聴力を、背骨を矯正することで回復させたことをきっかけとして始まりました。背骨の働きを手を用いて回復させ、背骨からからだ全体にめぐり渡る神経の働きを良くすることで、人の持つ自然治癒力を取り戻し、さまざまな病に対しての予防と回復を図ります。 |
■ カイロプラクティックは背骨に正しい機能を持たせます。
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背骨はいずれかの関節の動きが悪くなると、他の正常な関節は過剰に動くことを強いられ、全体の運動が異常になります。(左の動画) 背骨のすき間から外へと出る神経は、異常な動きの背骨による圧力で血行不良となり、からだのあちこちの痛みや体調不良を引き起こします。
関節の動きが悪くなった状態は、一般のレントゲン撮影やCTスキャン・MRIによる画像を見てもみつけることはできません。
カイロプラクティックは、からだをよくみて、手で触れて調べる |
![]() 関節や筋肉の機能不全により、深部感覚の異常な信号が感覚神経を通じて脳や脊髄に伝えられ、そこからの運動神経や自律神経・ホルモンの分泌を通じて筋肉や臓器に伝えられる指令が不適切なものとなり、生命活動は不完全なものとなります。 カイロプラクティックは関節や筋肉の機能を正し、神経反射活動を良好にして恒常性(体温や血圧・体液の成分などを安定した状態に保つこと)を高め、 生命活動を完全なものへと近づけます。 |